円満に退職するために要チェック! 退職時に必要な書類について

お役立ちコラム

退職するときには、会社とさまざまな書類のやり取りをする必要があります。
書類のやり取りを面倒に思うこともあるかもしれませんが、きちんと処理しておかないと転職や失業給付受給のときに困ることもあります。会社に必要な書類を提出し、会社から必要な書類を受け取った上で、円満に退職したいですね。

この記事では、返却すべき書類と受け取る書類をまとめてご紹介いたします。

会社に返却する書類

健康保険の資格は退職日の翌日に喪失となります。保険証は必ず会社に返却するようにしましょう。社員証や入館証、IDカードなどを支給された場合には、これも返却します。
会社で作った名刺も退職時に必ず上司に渡しましょう。会社によっては取引先から受け取った名刺の返却を指示される場合もあります。また、顧客のリストや企画書など会社で作成したあらゆるデータも会社の所有物となるので返却が必要です。

忘れがちなのが通勤定期券の返却です。通勤のために支給されている定期券は退職日に返却するか払い戻し手続きをしましょう。

会社から受け取る書類

退職にあたって会社から発行される書類はたくさんあるので、きちんと整理して保管しておきたいですね。
退職すると、会社から離職票が郵送されてきます。これは退職の証明となる書類で、失業給付の受給手続きをするときには必ず必要になります。転職先が決まっている場合でも、企業から提出を求められることがあるので必ず保管しておきましょう。

雇用保険被保険者証は、保険の加入を証明する書類です。転職先で雇用保険に加入するときに必要になるので受け取っておきましょう。
給与の総額や所得税額が記載された源泉徴収票は、年末調整や確定申告の際に必要です。
会社が年金手帳を保管している場合には、これも受け取っておきましょう。厚生年金に加入している場合には、厚生年金基金加入員証も会社から返却されます。

健康保険被保険者資格喪失証明書は、会社に申請しなければ受け取れません。退職後に国民保険に切り替える場合には申請しておきましょう。
また、退職後に健康保険の被扶養者になる場合には退職証明書が必要となります。これも自分で申請しなければ受け取れないので注意しましょう。

退職時に気をつけたいポイント

ここまでご紹介したように、退職にあたってはたくさんの書類をやり取りすることになります。中には、申請しなければ発行してもらえない書類もあるので要注意。どんな書類が必要なのかをあらかじめチェックしておけばスムーズにやり取りができますね。

源泉徴収票

円満に退職できる場合には書類のやり取りも問題ないのですが、ブラックな職場の場合には書類をきちんと発行してもらえない可能性もあります。
退職時の書類のやり取りが不安な方は、退職代行サービスを活用するという方法も検討してみましょう。退職代行サービスのスタッフは退職に必要な書類について熟知しているので、どんなケースであっても適切に処理できます。実績豊富な退職代行サービスにぜひ相談してみてくださいね。

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