異業種への転職は難しい? 成功のポイントとは

お役立ちコラム

転職を考える人の中には、

「そもそも今の仕事の業種が自分に向いていない」
「今の業種では、希望するような働き方が難しい」

などと感じている方も多いでしょう。しかし、異業種への転職は採用されづらいのではないだろうかと思って、なかなか思い切れないということも多いかもしれませんね。

異業種への転職は、同業種での転職と比べてやはり難しいのでしょうか? 異業種転職を成功させるためのポイントとともに見ていきましょう。

異業種への転職はやはり難しい?

「異業種転職は難易度が高い」とよく言われます。
実際、中途採用というのは新卒採用に比べ、「即戦力となる人材」が求められるケースが多いです。この点で、異業種からの転職希望者というのは、業界における経験がない分、能力はあっても即戦力になるとは言えず、業界経験者と比べて不利になると言えます。

ただし、中途採用であっても第二新卒や20代の転職者の場合、業界経験よりは能力ややる気を問われることが多いため、前職が異業種であってもさほど影響がないケースが多いでしょう。

また、異業種からの転職者受け入れに積極的かどうかは、業種によっても異なります。商社・流通業、サービス業、メディア業などは、異業種からの転職者が多い業種です。一方、IT/通信業や金融業は異業種からの転職者受け入れは少なめ。自分が志望する業界がどの程度異業種からの転職を受け入れているのかについても確認してみることをおすすめします。

異業種への転職を成功させるポイント

先述のとおり、異業種への転職の難しさは年齢や業種によって異なります。しかし、最終的に転職を成功させられるかどうかは、志望企業に「この人を採用したい」と思ってもらえるかどうかにかかっています。異業種への転職を目指すなら、以下のようなポイントをしっかりと押さえておきましょう。

志望理由を明確にしておく

なぜ前職で経験のある業界ではなく異業種を目指すのか、その業界でなければならないのか、その業界で何をしたいのか、志望理由を深く掘り下げて考えておきましょう。面接などでこの部分に対する明確な理由が説明できなければ、「イメージだけでこの業界で働きたいと思っているのでは?」「採用されるならどこでも良かったのでは?」などと思われやすく、採用されるのは難しいです。

前職の経験をどう生かせるかを考える

まったく異なる業界とはいえ、社会人として仕事をしてきた経験は、転職先の企業でも生かせる部分が必ずあります。前職の経験は自分にとってどのような強みであるのかを分析し、転職先の業界でその強みをどう生かせるかをイメージし、しっかりと説明できるようにしておきましょう。

面接の風景

異業種への転職の難しさと、異業種転職で採用されるために押さえておきたいポイントをご説明しました。今の仕事から、まったく異なる業界に転職して活躍したいと考えている方は、ぜひ参考になさってください。

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