今の職場で働き続けることに不満や疑問などを感じながらも、退職するとなると「こんな理由で退職を考えてもいいのだろうか……?」と悩んでしまう人は少なくありません。もちろんキャリアアップなどポジティブな理由で転職を志す人もいるでしょうが、ポジティブな理由だけではなくネガティブな理由もあって退職するという人のほうが圧倒的に多いのが事実です。
ここでは、退職を決める理由にはどのようなものが多いのか、よくあるものをいくつかご紹介したいと思います。
経営者や上司の価値観や考え方が合わない
会社の経営方針を決める経営者や、具体的な仕事の進め方を決める上司にあたる人物。彼らの仕事に対する価値観や考え方が自分とあまりにも異なっている場合、どんなに自分の好きな業種や職種であったとしても、やりがいを感じて働き続けるのは難しいものです。
また、仕事とは直接関係ない部分の価値観であっても、人間として尊敬できないと感じるところがある人物の下で働くのは苦痛だという人も多いでしょう。経営者や上司に対する批判の言葉を退職の理由としてわざわざ口にする人は少ないですが、実際のところは退職理由としてかなり多いと言えます。
給料が仕事に見合わない
仕事の内容や仕事量に対して、給料が安すぎると考えて退職を決める人も多いです。
「同じような業種・職種で、同じぐらいの年代の人の平均的な給料よりも低い」「自分より仕事ができないにもかかわらず、年齢が上だというだけで高い給料をもらっている上司や先輩社員が多い」など、自分の働きが正当に評価されていないと感じるような状況の場合、自分の働きに見合った評価をしてくれる職場へ転職したいと考えるのは自然な心理でしょう。
職場の人間関係が悪い
自分自身がパワハラやいじめの被害に遭うといったケースは論外ですが、そうでなくても社内の人間関係が悪く、なんとなく社員同士が協力しあわない雰囲気が普通だったり、派閥やグループに分かれていたりする職場は、仕事がしづらくやる気もなくなりやすいものです。こうした職場の人間関係の悪さを理由に退職を決意する人も少なくありません。
仕事内容に不満がある
「業種や職種が、仕事に就く前に思っていたものと違っていた」「仕事内容が単純で成長できなそう」など、現在の仕事内容に対する不満が退職の理由となるケースも多いです。業種や職種を変えたいという場合は転職が一番の解決策となりますし、自分に与えられる業務内容に不満があっても社内事情によっては転職しなければどうにも変化が望めないという場合も多いでしょう。
退職の理由としてよくある主なものをいくつかご紹介しました。ネガティブな理由だと退職を切り出しづらいかもしれませんが、転職を成功させる人の多くもまたこうした悩みから退職を決めているのです。ネガティブな理由で退職を切り出しにくいという方は、退職代行サービスを利用することでスムーズに退職しやすくなるはずです。
退職したいと考えている方は、ぜひ退職代行サービスの利用を検討なさってみてください。
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